政治記者は「権力の監視役」といわれてきた。だが、毎日新聞記者の秋山信一氏は「チーム取材や政治日程の抜き合いなど、政治報道は既存の『特権』にあぐらをかいて、時代に合わせた変化を怠っている。自分で考えて動く力を失っている」という——。
※本稿は、秋山信一『菅義偉とメディア』(毎日新聞出版)の一部を再編集したものです。
エリート記者か、御用記者か
新聞社の政治部出身者は経営・編集幹部になったり、テレビなどで評論家やコメンテーターとして活躍したりする記者も多い。菅政権では通信社の政治部出身の首相補佐官まで誕生した。
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