実業家で投資家のジェイソン・カラカニスはツイッターにこの動画を投稿し、「これはわずか1年前のインタビューだ。ジャック・マーはどこに?」とコメントした。保険会社キュラセルの創業者ヘンリー・マスコットはこう書いた。「この人物は、ジャック・マーが中国共産党によって収監または殺害されるだろうと予想した。そして1年と少し経った今、マーは2カ月にわたって行方が分からない」
中国の規制当局は2020年12月、アリババについて独占禁止法違反の疑いで調査を開始した。(マーが上海で演説を行った直後の)11月には、世界最大のIPO(新規株式公開)になると予想されていたアント・グループのIPOも阻止した。
マーは2020年10月10日に、英ウィリアム王子をはじめとする世界の投資家たちと共に環境賞の「アースショット賞」に協力すると投稿して以来、ツイッターを更新していない。