株式市場では記録的な高値が続いている。2021年も上昇は続くのか。みずほ銀行チーフマーケット・エコノミストの唐鎌大輔氏は「低金利が続き、今年も『為替の静寂』と『株の喧騒』は続くだろう。米金利には低位安定をさせざるを得ない事情がある」という——。
日経平均株価は31年ぶりの水準で越年
例年、日本の正月三が日は為替市場が大荒れとなりがちだが、今年は平穏な幕開けとなった。
周知の通り、もはや主要国の間で内外金利差はほぼ消滅している。これは為替市場の変動要因が1つ減っているということであるから、値動きが小さくなること自体は不思議ではない。
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