リサイクルショップに活気がある。経済産業省の「商業統計」によると、中古車や本などを除いた家庭用消費財の2007年における市場規模は3452億円。直前の5年間は、年率10%を超える勢いで伸びており、このところの拡大ぶりからすれば、現時点では5000億円に達していると考えてさしつかえないだろう。
中古品の販売額推移
その理由を、業績が好調なトレジャー・ファクトリー(以下トレファク)の小林英治管理部長は「長引く不況で消費者の中古品に対するニーズが大きくなり、店側がそれに応えられる品揃えができるようになったこと。加えて、エコブームのなかで“捨てない”というライフスタイルが、30代のファミリー層を中心に定着してきたことが挙げられると思う」と分析する。
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