日米を代表する高収益企業が実践する革新メソッドを紹介。好業績企業はどのような人材研修を行っているのだろうか。研修の現場をリポートする。

75期連続増収企業が女性営業の底力を引き出す方法

ジョンソン・エンド・ジョンソンは1932年以来、75期連続で増収を達成し、二桁成長を続ける驚異的経営で知られるグローバルカンパニーだ。目標数字の達成にシビアな同社が力を入れるのが女性営業職の活性化である。

今や女性の活用、戦力化は企業の成長を左右する大きな鍵を握っているといってもいい。ただし大量に採用し、従来のやり方で育成さえすれば力を発揮するというほど単純ではない。結婚・出産・育児といったライフイベントに伴う退職リスクはもとより、圧倒的多数を占める男性管理職の先入観が壁となりマネジメントに弊害が出ることを苦慮している企業が多いのが実態だ。

直属の上司と部下を違うテーブルに配置。ついホンネがこぼれる。

直属の上司と部下を違うテーブルに配置。ついホンネがこぼれる。

女性営業職にいかに力を発揮してもらうか。同社のダイバーシティプログラムの1つであるWLI(Women's Leader-ship Initiative=女性のリーダーシップ推進)活動では、昨年から女性営業職にフォーカスしたグループ合同セミナーを開催している。今年は「女性営業の活躍を妨げるものを探る~『女性は営業に向かない』は思い込み!? あなたの思い込みを暴きます~」と題する講演とワークショップを開催した。