「主人の無自覚な行動により…」とインスタで謝罪
今回文春が報じた渡部建の“性獣”ぶりは、山崎拓に匹敵するレベルにあるのではないか。15歳も下の可愛い妻を持ちながらなぜ? 多くの男はそう思っただろうし、女性のほとんどは、女としてではなく性具のようにしか扱わない渡部に、激しい嫌悪の念を抱いたことだろう。
もちろん、男のいいなりになって“ご奉仕”していた女性たちにも非があることは間違いない。1万円が欲しかったわけではないだろう。
相手が有名人だから? それもあるだろう。だが、テレビで見せる顔とは全く違うお笑い芸人にオモチャにされて喜んでいるのは、失礼だがバカの領域である。
可哀想なのは妻の佐々木希である。6月12日にインスタグラムでこう謝罪した。
「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います。私自身としては、今後もお仕事を続けさせていただければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします」
あんたの主人は「自覚して」行動していたんだと突っ込みを入れたくなる文面だが、最後のこの文章に泣いたな。
「最後にお願いです。近隣の方々へ考慮いただきたく、小さい子供もおりますので、自宅や家族、関係者への取材など直接の訪問はご遠慮いただけますと幸いです」
希、あんたは悪くない。お詫びすることなどない。亭主はテレビから永久追放だろうが、あんたは女優を続けたらいい。あんなんと離婚したって、世間はみんなあんたの味方やで。そういってやりたいね。
不倫を報じたら結婚式の案内状が届いた
文春を含めて、これまでも多くの不倫報道がされてきた。
私が現役週刊誌編集者だった時に手がけた不倫は1本だけ。女優の大原麗子と歌手の森進一である。当時大原は俳優・渡瀬恒彦の妻だった。その大原が森と不倫ということで大騒ぎになった。
大原は、出演が決まっていたテレビドラマに体調を崩して出られなくなったと、週刊現代を民事と刑事の両方で訴えてきた。私は平気だったが、編集長は震え上がり、「謝りに行ってこい」と大原の自宅へ行かされた。大原に頭を下げ、幾何かのカネを払った。それからしばらくして、大原が離婚し、森と再婚した。私にも結婚式の案内状が届いた。
こんな笑える話ならいいが、不倫を報じられたため、死を早めたケースもあった。