妻の怒鳴り声で警察官が駆け付ける事態に

非情なようだが、視聴率1%に一喜一憂するテレビ業界では、よくあることだ。だが、富川には、家庭にも問題があると、ダメ押しのように、文春オンライン(5/11)が報じたのである。

文春オンラインの内容を要約すると、概ねこうなる。

小池百合子東京都知事がゴールデンウイーク中は「STAY HOME」と呼び掛けていた5月3日(日)の午前1時ごろ、都内の高級住宅街の一軒家に、警察官と児童相談所職員が駆け付けたという。「黒い家」と呼ばれるこの家の主は富川悠太だ。彼の一家は3年前にここへ引っ越してきたそうで、中学生と小学生の男の子がいる。3階建てで屋上付きだが、近隣との距離は近い。

「『だからお前は脳みそが腐ってんだよ!』という、富川さんの奥様の怒鳴り声が聞こえてきたのです。ビックリして外を見てみると、富川さんの奥様がご自宅の屋上で、中学生のほうのお子さんを叱っていたんです。『早く寝ろ!』とも怒っていらした。その声の大きさとただならぬ雰囲気に他の住民も何事かと外に出てきて、“黒い家”の様子を窺っていました。そして、その絶叫から10分後くらいに、2人組の自転車に乗った警察官が駆け付けてきました」(近隣住民)

真夜中に近隣住民を怯えさせるような大声をあげて、子どもを叱るというのは、DVの可能性もあるのではないか。だから児相の職員も駆け付けたのだろう。

この怒声は、引っ越してきた早々から、聞こえてきたという。

「虐待の疑いがあると通報が入っています」

「『馬鹿!』『おめぇ!』『ふざけんじゃねぇ!』などと、とにかく乱暴なんです。以前、秘書に暴言を吐いて話題になっていた、女性の国会議員みたいな怒り方ですよ」(別の近隣住民)

この日は、富川も病院から退院して、家にいたはずである。だが、彼が退院して家にいるようになってから、妻の怒声に拍車がかかったという。駆け付けた警察官が、「近隣の方から虐待の疑いがあると通報が入っています」とインターホンで伝える。

富川の妻は、「子供が寝ないから注意しただけです」というが、玄関先まで出てくるよう促された。児相の人間も駆け付け、妻がコロナの濃厚接触者だと分かると、児相の人間は頭の先まで覆うことができる白い防護服を着て、玄関先で聞き取りをしたという。

児相の人間が、「ご長男を呼んでください」と伝える。子どもが出てくると、10分ほど聞き取りをして、再び、妻と話をして、警察官たちと帰って行った。その前の、富川が退院して3日後の4月24日にも怒鳴り声が聞こえ、警察官が駆け付けている。そのときは富川と話していたそうだ。