「高嶺の花」として敬遠される慶應ガール

一方で、慶應ガールは、ブランド価値は高いものの、それが、男性には「高嶺の花」として敬遠されるようだ。オバタさんは、こう分析する。

「確かにキレイだし、応対も如才ない。でも、人目をやたら気にするので、話をしていても、ありきたりな模範解答しか返ってこない。つまらないんです。そのくせ、プライドが異常に高いので、ご機嫌を損ねないように、相手が神経をすり減らしてしまうんです」

オバタさんによれば、慶應ガールは「慶應ボーイ」とカップルになるケースが、「意外と少ない」らしい。というのも、慶應ガールは、「学生では物足りない」から。「カネも大人の余裕もある、エリート会社員と付き合うケースが、多いですね」(オバタさん)とのこと。絵に描いたような「ブランド人生」を好む彼女たちを満足させることは簡単ではないのだ。

恋愛では無敵と思われた「慶應ボーイ」が、あろうことか早稲田男子=「ワセ男」に惜敗した。

彼氏にしたい大学・彼女にしたい大学

アンケート結果を見ると、「イケメンがより多いと感じる」のは、慶應ボーイだと、女性も認めている。「金銭的にゆとりがあると感じる」のも、慶應ボーイがワセ男を圧倒。この辺りの評価は、慶應ボーイに対して、世間が抱いているイメージとも一致している。