次は鈴木杏樹と喜多村緑郎の“海辺デート”が標的に

文春の不倫砲の次なる標的は、女優の鈴木杏樹(50)と元歌舞伎役者で劇団新派の俳優・二代目喜多村緑郎(51)に向けられた。

鈴木は、96年に彼女が腸閉そくを患った際、手術を担当した外科医と結婚したが、13年に夫が亡くなってしまったそうだ。

喜多村の方は、若い頃には苦労したらしいが、25歳の時、三代目市川猿之助の部屋子になって人並みに生活できるようになったそうだ。今の名前にしたのは16年。妻は、元タカラジェンヌで、宙組のトップスターになり、07年に退団した貴城けい(45)。その6年後に喜多村と結婚している。

鈴木と喜多村は、昨年の京都南座で催された舞台で知り合い、昨年末に深い仲になったという。1月30日、千葉県美浜区の海浜公園に現れた2人は、シートを敷いて仲良くコンビニで買ってきたものを食べ、しまいには人目をはばかることなく熱烈なキスをしていた。文春のカメラがその一部始終を撮っていることも知らずに。

その熱いシーンは、巻頭のモノクログラビアで拝める。その後2人は鈴木が運転するクルマで「ラブホ」へ入っていった。

なぜ、妻にわざわざ不貞行為を告げ口するのか

不倫記事最大の山場は、2人を直撃した際のコメントと動揺ぶり、男の奥さんにそのことを告げたときのリアクションである。

鈴木の方は、「奥様がそういう心配をされるようなことはしていないと思います」と、しれっとしているが、喜多村の方は、海岸でのデートやラブホに行ったことなどを問うと、「徐々に涙目に」(文春)なって、奥様に申しわけないという気持ちはあるかと聞かれ、「お答え出来かねます」といったそうだ。

今週のハイライトは、喜多村の奥さん・貴城が文春に答えるシーンである。最初は、そうしたことはないというふうに「私は、夫のことを信じます」といっていたが、そのうち、「でも……それが事実だとすれば、それは許せないと思います」。そして深いため息をついて嗚咽し始めたそうだ。ようやく絞り出すような声で、「人生を……返してほしい」と呟いたという。

ここで矛盾したことをいうようだが、なぜ、毎回のように、夫の不倫を妻に「告げ口」しなくてはいけないのか。何も知らない妻が驚きうろたえるさまを伝えたいのだろうが、誌面で報じれば十分ではないか。「武士の情け」という言葉が浮かぶ。

皮肉なことに、鈴木杏樹は今、三谷幸喜が手がけた舞台「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」の全国公演をしているという。