2020年7月から開催される東京オリンピック・パラリンピック。世界的な一大イベントの効果は大きく、2020年の訪日外国人・インバウンドの旅行者は3400万人を超えると見込まれる(JTB調べ)。年々過去最高を更新し、政府が目標にする30年の目標6000万人も見えてきた。インバウンド増加への対応に関連産業の多くが追われることになるが、航空産業、空港ビジネスも、この商機に事業の飛躍を目論む。

世界で5番目に乗降客数の多い羽田空港は、東京五輪はもちろん、その後の拡大も視野に入れて現在大改修中だ。国際化や便数の拡大に加え、空港内のサービス拡充にも力をいれる。果たして、日本の玄関口・羽田はどのように変わろうとしているのか。