「家族で生きるための“人生会議”」を実践すべし
無収入の「子供部屋おじさん・おばさん」が生み出される背景にあるもの。それは、「真面目に働いても賃金が上がらず暮らしが楽にならない」「就活の失敗、急な病などで、一度道を外れるとセカンドチャンスがない」といった社会の問題点だ。
このことに政治はもっと目を向け、対策を講じるべきことは言うまでもないが、一朝一夕には解決してはいかないだろう。筆者は切迫している問題を抱えているご家庭こそ、まずは第一段階として、上記のような内容の「家族で生きるための“人生会議”」を折に触れて、実践することを提案したい。