プライドは高いが、実は内心自信のないタイプの人物がいる。こうした上司の部下は悲惨な目にあいがちだ。なにせ、自信のなさの裏返しで、部下に権力を見せつけなければ気が済まない場合が多いし、プライドが足かせになって自分の過ちを認められないため、失敗をすべて部下のせいにするからだ。

『三国志』において、このタイプを体現していた人物が、袁紹だった。

袁紹は、後漢王朝において、今でいう首相や大臣クラスを輩出した名家の出身。「俺には生まれついての星がある」とばかり、誰にも負けないプライドを育むに十分な出自を持っていた。