市場環境が激変するなか、40年にわたって会社を大きくしてきた柳井氏と宮内氏。会社を持続的に成長させ、海外で成功するために何をしてきたのか。早稲田大学の入山章栄教授をコーディネーターに2人が本音を語る。
答えは海外での3つの問いにある
【入山】変化の激しい時代が訪れています。それに合わせて経営者やビジネスパーソンに求められるものも変化していく可能性があります。お二人は、これからどのような人材が経営者として相応しいとお考えですか。
【宮内】経営者に求められるものは、大きく言って2つでしょう。一つ目は、経営の専門知識。経営は複雑で、相応に高いレベルの専門性を持っていないと、とても会社を存続、成長させられません。それから2つ目は人間力。何か物事を成そうとするときは、やはり人間同士でやるわけですから、人を引っ張っていける人でないと、いくら専門知識を持っていても、誰もついてきてくれません。当たり前の話ですが、この2つが備わっていないと、どうしようもない。
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