「暴行を受けた」と告白したら、会社側に謝罪を要求された

これに対して、HKT48の指原莉乃(26)がこうツイッターでつぶやいている。

「本当だとしたら未成年の子も預かっている会社としておかしい。大人数を預かっておいてその感覚の人とは思いたくない。(中略)いま預けられている人の不安さ不信感がわかっていないような、全体的に怖いしおかしい」

山口真帆は何という勇気のある女性だろう。

事務所側が事件を公にしないことに憤り、自身のツイッターで「自宅玄関でファンの男2人に顔をつかまれるなどの暴行を受けた」と告白したことで、事は公になった。

しかし、AKSの松村匠取締役からは逆に、謝罪を要求されたというのである。山口真帆はツイッターにこう書いている。

私は松村匠取締役に1月10日の謝罪を要求されました。
私が謝罪を拒んだら、
「山口が謝らないのであれば、同じチームのメンバーに生誕祭の手紙のように代読という形で山口の謝罪のコメントを読ませて謝らせる」と言われました。
他のメンバーにそんなことさせられないから、私は謝りました。

このAKSというのは、山口がいうように、正しいことが何かということが分からないデタラメな組織なのであろう。

未公開の音声データに「まだどこにも出ていない核心」が

その後も、AKSは形だけの第三者委員会をつくったが、警察が違法性はないとしたことをいいことに、処分者を出すこともなく幕引きを図ろうとした。

週刊文春(5/2・9号)によれば、暴行現場に駆け付けた村雲颯香(21)と、山口を襲った2人の男たちがいい争いになった時、村雲が録音していたデータが存在するという。

実際に聞いた人物は、山口が日頃とは違う厳しい声で犯人を追い詰めるところが録音されているという。

「あのテープにこそ、まだどこにも出ていない核心がある。あれを聴けばいろいろと見えてくる。ここまで問題が大きくなった以上、公開すべきだと思います」(聞いた人物)

これは第三者委員会にも提出されているそうだが、いまだに公表されていない。