瀬戸内の島旅をより楽しむための心得5カ条

豊島美術館と朝日(撮影=筒井冨美)

(1)不便やハプニングも旅の一部と心得るべし。直島を唯一の例外として、コンビニや洗練されたリゾートホテルは存在しない。Airbnbなどの宿泊施設のトイレは簡易水洗がメインである。夫婦や少人数で運営しているので、突然の休業はしょっちゅうである。ネットで事前のスケジュールチェックや、紫外線対策や海辺の突風対策(帽子の紐など)をお忘れなく。

(2)どれも小さな島なのでGW中のアート施設は予約制(特に芸術祭期間)のところも多い。ネットで下調べや予約しておき、「予約時間のある施設→予約はないが開閉館時間のある施設→時間制限のない屋外アート」の順に回るとよいだろう。

(3)アートやカフェとの出会いは一期一会であり、予期せぬ休業に出会ったときには諦めることも肝心である。その分、他のアートや景色をゆっくり観よう。あるいは、その辺の地元民に聞くと、代わりの店を教えてもらえることもある。

(4)島ぐらしは早寝早起きが基本となる。「朝は暖かいコーヒーを水筒に入れて散歩して、日の出を眺めながらのコーヒータイム」なども島ならではの時間である。夕日や満点の星をゆっくり眺める時間は贅沢である。ただ、夜中は野生動物も出没するので、さっさと寝て翌朝に備えるべき。

(5)船の時刻表は要チェックだが、移動手段として海上タクシーを使う方法もある。以前、筆者は「豊島→男木島(定員12名)」で利用して20分1万円だった。グループ利用ならば、リーズナブルだろう。また、今春営業を開始する「海のUber」ともいうべき「海のMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」にチャレンジするHoraiも、活躍が期待される。

男木島にある土に還るトラック(撮影=筒井冨美)
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(撮影=筒井冨美)