でも、ムリはしない。負担ならすぐに逃げよう

こうして、たまには勇気を出してみる一方で、普段は、居心地のいいメンツを大事にしていればいいと思います。気兼ねなく付き合える、気心の知れた仲間は貴重です。かといって、いつも同じメンツと一緒にいると、それはそれで、人間関係の幅も自分の思考も狭まってしまうでしょう。

吉田将英『仕事と人生がうまく回り出すアンテナ力』(三笠書房)

そこで、ときには少し勇気を出して憧れの人にアプローチしてみる。

「すごいな」と思っている先輩に「今度、ご飯一緒にお願いします!」と話しかけてみたり、愛読しているブロガーにメッセージを送ってみたり。意気投合とまではいかなくても、つながりが持てるだけでも上出来です。

なかには、アプローチしてきた人を高圧的な態度で支配しようとする人(僕からすると、これほど残念な人はいない)もいるかもしれません。

だから、「いつも」でなく「たまに」でいいし、「ものすごくでかい存在に」でなく「ちょっと憧れている存在に」でいい。そして相手と触れ合ってみて少しでも負担を感じたら、さっさと逃げていい。

あくまでも、ほかの仕組みによって生まれた余裕でやってみよう、という話なので、ここでがんばったり、自分を追い込んだりする必要はまったくありません。

居心地のいいメンツという「安全地帯」は確保しつつ、仕組みによって生まれた余裕で、ときには冒険に出てみる。そんなバランス感でやっていくのが、一番いいのかなと思っています。

(イラストレーション=中尾仁士)
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