宮内庁関係者、秋篠宮家関係者とはどこの誰なのか

また女性自身(1/15・22号)は、次女の佳子さんも母親・紀子さんへの「反逆進路計画」があると報じている。

女性自身によれば、佳子さんはひそかにダンススクールのレッスンに通っていて、18年9月にそのスクールで行われた公演で、彼女がストリートファッションで身をまとい、マイケル・ジャクソンの『ハートブレイカー』のビートに合わせて、軽快なステップを踏むDVDを入手したという。私も見てみたいものだ。

秋篠宮の会見で、紀子さんは佳子さんについて、「大学を卒業してからは、宮中行事に出席することも多くなると思います。これからも、公的な仕事を心を込めて大切に果たしていけるよう願っております」と話しているが、当人は「ダンスを単なる趣味にとどまらず、ライフワークとして追究していきたいというお考えなのでしょう」(皇室ジャーナリスト)というのである。

長女は小室圭さんとの問題で、親との対話を拒否しているし、次女は自由奔放と、秋篠宮家の中にも嵐が吹き荒れているようだ。

ここまで書いてきて、ため息が出た。皇室にプライバシーはないのかと思ったからだ。

宮内庁関係者、秋篠宮家関係者とはどこの誰なのか。何人もの関係者が次から次へと出てきては、真偽のわからないことを言い立てる。

あまりにも無遠慮で無神経な書き方が多すぎる

かつては美智子妃バッシングがあり、その後、雅子妃バッシングがあった。眞子さんと小室圭さんの婚約が公になってからは、圭さんの母親の元婚約者という人間が出てきて、顔も氏名も明らかにしないで、貸し付けた400万円を返せと週刊女性に売り込んで以来、週刊誌は、その人間の話の裏もほとんど取らず、小室母子バッシングを続けてきたように思う。

そして、秋篠宮の「身の丈に合った大嘗祭を」という発言を取り上げ、兄宮に何ということをいうのだ、天皇陛下も心配しておられると、バッシングの矛先を秋篠宮夫妻にも向けた。

週刊誌OBとしていわせてもらうと、皇室物はありがたい売れ筋のネタなのだ。

天皇陛下や美智子皇后への誹謗中傷記事をやらない限り、かなりのことを書いても、皇族が訴えてくることはない。宮内庁が厳重抗議するか、HPに抗議文を掲載する程度で済むから、週刊誌にとってはリスクの少ない格好のターゲットなのである。

今回の件でいえば、今のところ小室母子がプライバシー侵害や名誉毀損で訴えて来ることもないだろう。書き得だと多くの週刊誌は考えているのではないか。FLASHのところでも触れたように、あまりにも無遠慮で無神経な書き方が多すぎると思う。

何度でもいうが、当事者である小室母子や秋篠宮眞子さんへ取材する努力をどれほどしたのだろう。