不確実な時代に必要なのは、問いを解く力ではなく、問いを立てる力だ。その力を得るには「哲学」が大きな助けになる。いまこそ偉大な哲学者たちの知恵を借りよう。今回、哲学史を4つのカテゴリにわけて解説する。第1回は「西洋哲学 古代編」だ――。

※本稿は、「プレジデント」(2016年12月5日号)の掲載記事を再編集したものです。

高校の授業で耳にしたことがある哲学者の名前。試験対策で代表的な著書名くらいは覚えたけれど、その内容や歴史的意味となるとチンプンカンプン。小難しいし、役に立ちそうもないし、とっつきにくい。そんな西洋哲学の流れを古書店主の日比野敦さんに聞いた。

――欧米のビジネスシーンでは、哲学は教養として求められているそうです。