大学・大病院で出世できるのは「格」の高い大学
医者にかかるときに、その先生がどの大学を出ているかをチェックする人は多いだろう。しかし、それでわかるのはせいぜい偏差値くらいだ。それでなんとなく「どうせ診てもらうなら東大卒の先生に」と考えてしまう。その判断は正しいのだろうか。
そもそも国家資格の医師免許は一種類。どの大学を出ても国家試験さえパスすれば医師にはなれる。だが、それぞれの医学部には歴史に基づく「格」というものがある。出身大学の格によって、勤務医として出世するのか開業するのかといった医師の生き方が左右され、結果的には「名医」となるかどうかも決まるのだ。そこでまず、医学部の格について説明したい。
簡単にいうと、日本では歴史が長い医学部ほど格が上、ということになっている。ヒエラルキーの最上位にくるのは、東京大学、京都大学などの旧帝国大学7校だ。これに続くのが「旧6医科大学+1」グループ。こちらには千葉大学、新潟大学などの前身である旧制官立(国立)医大のうち老舗格の6校と、京都府立医科大学が含まれる。以下、図のとおり戦前からの私立医科大学3校のグループ(私立医大御三家)、旧制医学専門学校(医専)出身の国公私立大学グループ、1970年代の「一県一医大」政策で誕生した新設医大グループが続いている。
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