布袋寅泰からの手紙に涙

20周年にあたり、今年はさまざまな仕事やイベントがめじろ押しだ。2人はベストアルバムをマスタリングするために、イギリス・ロンドンへ飛んだ。ローリング・ストーンズやクイーンも御用達のまさに「聖地」とされるメトロポリス・スタジオに音源を持ち込む。2人が敬愛してやまない布袋寅泰の紹介で、“音のマエストロ”と呼ばれるヨーロッパでも高名なエンジニア、ティム・ヤングにマスタリングを依頼しているのだ。

(写真提供=毎日放送)

到着した2人に、ツアーで不在の布袋から直筆の手紙が残されていた。小渕が読み上げる。

【小渕】「Dear KOBUKURO Welcome to London そして20周年おめでとう。ロックの聖地ロンドンで……えー(目頭を押さえだす小渕)記念すべきベストアルバムが完成すると聞きとても……楽しみです。コブクロの音楽がまた新たな輝きを得ることでしょう。僕は残念ながら6日間で4カ国をツアーバスで回るユーロツアーのため参加できませんが、完成の暁にはパブでおいしいビールで乾杯を! 美しい秋のロンドンを満喫できますように。これからも応援しています! HOTEI……うれしい」

途中から完全に涙声の小渕。すかさず黒田が「俺、この後何をしゃべればいいの?」と突っ込みを入れながら場を和ませる。性格がまるで違う二人だが、まるで長年連れ添った夫婦のようだ。