手帳には「なりたい未来」を書く

手帳タイムを、「あなたのなりたい未来を書く時間」だということに意識を変えてみてください。

週1回の手帳タイムに、自分と向き合うことで、理想の自分へ近づいていくことができます。手帳タイムは、私が普段から最も大切にしている時間です。

青木千草『時間がなくてもやりたいことがすぐに叶う! CITTA式人生が輝く手帳タイム』(KADOKAWA)

多忙で心がボロボロだった頃の私が、手帳を開いて意識したこと。それは、私自身がどうしたら「毎日笑っていられるか」、「毎日楽しくなるか」でした。好きなヨガで生計が成り立ち、かつ息子との時間を大切にする自分になりたかったのです。

次に、私自身が今後やっていきたいことについても考えました。

手帳を書くことで、考える時間が得られ、私の心がだんだん開いてきたんですね。

「本当は会社を辞めて、ヨガインストラクターに専念したい」
「いつか自分のヨガスタジオを持ちたい」

願いを手帳に書き出していくと、今までぼんやりとして聞こえなかった自分の心の声が紙に写り、目に見えるものとなって現れたのです。

さらに私は、ワクワクすることや、やりたいことをどんどん書いていきました。

・インドへ息子と旅行する
・自分のやりたい時間にヨガのレッスンを持つ
・自分の理想の手帳を作って販売する
・その手帳を全国展開するために大型チェーン店に取り扱ってもらう

母子家庭でお金もコネもない私なのに、とにかく思いつくまま好きなように書いていました。

不思議なもので、この時に書いたことは、3年以内にすべて叶っています。

手帳タイムは自分とのミーティング

多くの人は他人との約束は守りますが、自分との約束にはルーズです。

あなたが大切にすべきことは、あなた自身との約束なのです。

自分自身を大切にしようとすると、「本当はこんな仕事がしたい」、「こんなことがやりたい」、「こんな暮らしがしたい」と、なりたい自分が見えてきます。

もし、手帳タイムですべての願いが叶うとしたら、試してみたいと思いませんか?

手帳と向き合えば、あなた自身のやりたいことを叶える力がついてくるのです。

青木千草(あおき・ちぐさ)
手帳ライフコーディネーター
1978年生まれ。短大卒業後、フィットネスインストラクターを経て、2004年よりヨガスタジオCITTAオーナー兼ヨガインストラクターとして活動。2013よりオリジナル手帳「CITTADIARY」を出版。著書に『CITTA式未来を約束する手帳術』などがある。
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