AIやロボットに代替させても、人手が足りない

総務省が2018年7月に発表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によれば、2018年1月1日現在の日本の総人口は約1億2520万人で、9年連続の減少になった。日本は世界に先駆けて完全なる人口減少社会に突入した。

国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位推計)によれば、日本の総人口は30年に1億1662万人、48年には1億人を割って9913万人になる。人口減少社会の最大の問題は働き手がいなくなることだ。25年には約800万人の団塊の世代が75歳を迎えて後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者、国民の3人に1人が65歳以上という超高齢化社会に突入する。

医療費や介護費用などの社会保障費が膨れ上がる一方で、社会保障の担い手である労働力人口は減っていく。25年には日本の人口は700万人減って、15歳から64歳の生産年齢人口は約7000万人まで落ち込む(現状は約7400万人)。