2018年4月2日パナソニックは、家電ベンチャーCerevoの子会社を買収したと発表した。買収先の代表をつとめるのは、11年前まで商品企画を担当していた元社員。一体、パナソニックは彼に何を求めているのか――買収の真相を聞いた。
元社員の会社を買収したパナソニック
【田原】岩佐さんは、どんなお子さんだったんですか。
【岩佐】中学生のころはゲームばかりやっていました。中学受験のとき、「合格したらゲーム機を買ってくれ」と親父と交渉しましてね。運よく合格したので約束を守ってもらおうとしたら、「ファミコンやプレステはダメ。パソコンならいい」という話になって、中古のPC98互換機を買ってもらいました。当時はいまと違って、PCを快適に使うのが難しい時代。好きなゲームをやるにも、自分でPCのメインメモリーの領域を空けるなどの調整をしないと遊べませんでした。おかげで中学生のころからPCには明るかったです。
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