日本経済の見通しはいまだに明るくない。自動車、家電、金融、ITといった主力産業も手探りでなんとか前進している状態だ。そうした逆風のなかでも、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは堅調な業績を挙げている。
創業は1967年。大東隆行氏は社長就任以来、「原点回帰」を標榜し、不況に強い企業体質をつくってきた。
王将社長 大東隆行●1941年、大阪府生まれ。関西経理専門学校中退後、薪炭・氷販売の経営にあたる。69年、義兄の故・加藤朝雄が67年に創業した「餃子の王将」1号店(京都・四条大宮店)に入店。78年営業本部長、95年副社長を経て、2000年社長に就任。02年営業本部長を兼任。06年に大証1部上場。09年7月末時点で店舗数は531店(直営店346店、FC店185店)。
大東「王将は安いだけの店とは違います。手づくりにこだわり、それぞれの店は店長の裁量にまかす。そして、オープンキッチンにして活気あふれる店舗にしている。どれも昔からやってきたことで、うち独自のやり方です。原点を重んじて努力してきた結果が不況でも好成績となっているのでしょう。
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