「できる状況」でも、できない人は「できない」

仕事は優れているのに、締め切りにはルーズ。彼ら、彼女らは、どうして「できるのに、最後までやらない」のでしょうか。結論を言うと、他人から見たら「できるのにやらない」でも、その人たちにとっては「できないものはできない」のです。

まず考えたいのが、その人たちが抱える「困難」についてです。

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人の抱える困難には、目に見える〈リアル・ディフィカリティ(現実的な困難)〉と、可視化されない〈エモーショナル・ディフィカリティ(感情的な困難)〉の2種類があります。「やればできる人」の不思議について考えるには、困難には2種類があること、そして両者の違いを認識することが大切です。