治療実績は病院の実力を知る一つの指標。納得の治療を受けるには、病院と「治療法」選びが重要。手術数から実力病院を検証する。

 

肝機能の状態、腫瘍の数・大きさで治療法を決定

肝がんのほとんどを占める肝細胞がんは、肝炎ウイルス感染に起因する。肝炎ウイルスによって肝炎を発症すると、その部分の細胞の破壊が進む。修復を繰り返すうちに肝臓機能が衰えて肝硬変となり、一部の人は肝がんへと進行していく。これを原発性肝がんといい、他の臓器に発生したがん細胞が肝臓に転移する転移性肝がんと区別する。原発性肝がんの95%が肝細胞がんで、そのうちC型肝炎のウイルス保持者が75%、B型肝炎保持者が15%となっている。