ネガティブな感情を完全に制御することは難しい。それでも「怒り」がいかに社会生活や家庭生活で不利益をもたらすのかを理解しておけば、すこしは抑制できるようになるかもしれない。「本当にあった怖い事例」を紹介しよう――。
怒る側と怒られた側、大きな意識の違いがある
怒りっぽいことで、どんな損をこうむるのか。事実を検証する前に、図を見てほしい。
アンケート概要●一般社団法人日本アンガーマネジメント協会調べ。対象:社員(職員)100人以上の企業に勤める正社員(正職員)の男女とコールセンター勤務の男女。部下、後輩、顧客に怒ったことがある515人、上司、先輩、顧客に怒られたことがある774人。調査期間:2016年3月11~14日。調査地域:全国
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