砂糖はあまり使わない

朝はフルーツと葉物野菜をどんどん切ってミキサーで30秒で作れるスムージーが中心ですが、自家製のジャムを塗ったトーストや自家製のヨーグルト(どちらも煮込むだけか放置するだけ)に熱い一杯の紅茶といった洋風の朝食をとることもあります。

紅茶にもジャムを少し入れてロシアンティーにしたり、ミルクにはちみつ、しょうが、またはシナモン、クローブ、ナツメグ、カルダモンなどのスパイスを加えることもあります(ちなみに紅茶は、朝はタンニンが多めで目が覚めるくらい濃く淹れたモーニングティー、午後は夜の睡眠の質に影響しないよう低カフェインのアフターヌーンティーを選んでいます)。

ジャムを自分で作るようになったのは、うつ症状が出て太り始め、白砂糖をできるだけとらないように心がけるようになったからです。使用するのは、ラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、マンゴー、ルバーブ、ブドウ、リンゴ、ゆずなど季節の果物です。

作り方は非常に簡単で、お鍋に黒砂糖と皮やへたを取った果物、レモン汁を入れ、とろ火にかけて放置しています。時折かきまぜ、あくをすくう程度。

小麦も精製されたものでなく全粒粉を使ったり、あるいはそば粉にしたりしています。

健康マニアというわけではありませんが、自分のできる範囲でコントロールするようにしています。お菓子も、砂糖はあまり使いません。マクロビオティックスイーツ風のものを作って食べています。

そういうものを作る余裕がない時は、無塩のナッツ類かドライフルーツです。コンビニやスーパーで買って、小さなタッパーに詰めて持ち歩いています。血糖値が急激にあがらない低GI値のものを食することで、眠くなったりせずに集中力が維持でき、仕事の生産性が上がります。

「だしの素セット」を作っておく

忙しい時のための「時短料理」レシピも数多く開発しました。「時間がない」時は、鍋やスープ系、オーブンに放り込んだままにできるメニューとなります。

前もって簡単な準備をしておくと、毎日ご飯を作るのは、仕事が忙しい時でもそれほど重荷にはなりません。

たとえば暇な時にテレビを見ながら、鰹節や昆布をはさみで切り、いりこの細かくしたものと混ぜた「だしの素セット」を作ってストックしてあります。

出勤前にだしの素セットを水につけたまま出かければ、帰宅時にはだしが取れていて、味噌汁や煮物、スープなどにそのまま使えます。大根などそのあたりにある野菜や油揚げを入れて温めて味噌を溶かせば、わずか10分でそれなりに充実したお味噌汁ができてしまいます。