ツイッター上で話題の現役美大生社長がいる。自身の体形コンプレックスから胸が小さい人向けの下着や、細身の人向けのワンピースのデザインから販売までを手掛ける。SNSを基点にビジネスをする、ミレニアル世代の声を聞きにいった。
「品乳ブラ」をなぜつくったのか
【田原】ハヤカワさんは胸の小さい人向けのブラジャーや細い人向けのワンピースのブランドを立ち上げた。きっかけは何ですか。
【ハヤカワ】高校生のころ、自分が着たいと思えるようなデザインのタイツがなかったんです。それなら自分で好きな柄を入れようと思って、カラースプレーを吹きつけてオリジナルのタイツをつくりました。それを予備校にはいていったら、友達から「いいね、私も欲しい」とお願いされてつくるように。それがブランドをつくった最初のきっかけです。
【田原】欲しい人には販売してた?
【ハヤカワ】はい。リアルな友達だけじゃなく、ブログの読者も「欲しい」と言ってくださって、ネットを通して通販も始めました。
【田原】どのくらい売れたのですか。
【ハヤカワ】最初のうちは10~20足でした。でも、どんどん増えていって。自分でつくったものを販売するイベントがあるのですが、高校3年生のときはそのイベントで一日に200足がすごい勢いではけちゃいました。
【田原】一足一足、手づくり?
【ハヤカワ】最初は自分でつくってました。でも、受験勉強を頑張ってたので、高2のころにはもう時間を割けなくなって、工場にお願いするようになりました。ネットで探すと、「何足いくらでやります」というところがありまして。
【田原】工場に発注して売るとなると、立派なビジネスだ。タイツはどれくらい儲かったのですか。
【ハヤカワ】タイツは1足5000円。高校の3年間で、300万~400万円くらい売り上げがありました。原価が高かったので、自分の手元に残ったのは30万~40万円でしたが。
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