失って初めてそのありがたみがわかるものの筆頭が健康だ。若いときから病気知らずだったりすると、自分の健康を過信して「俺はまだまだ若い」と無茶を重ねがち。職場の健康診断で「要注意」と指摘されても、「大したことはないだろう」と高をくくってしまうものだ。

とくに仕事柄接待の機会が多い人は、つい食べすぎ、飲みすぎで生活習慣病を招きやすい。医者から「糖尿病の気があるから定期的に運動をしなさい」などと言われても、多忙にかまけて無視している人もよくいる。その結果、突然心筋梗塞の発作を起こして帰らぬ人となるケースも多い。後になって「あのとき医者の言うことを聞いておけば……」と悔やんでも遅いのだ。

(篠原沙織=撮影)
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