人手不足の中国で需要が急増している

産業用ロボットの国内最大手・安川電機。同社は世界初の「7軸ロボット」を手がけるなど技術でもトップを走る。いま、この産業用ロボットの市場には大きな変化が現れつつある。キーワードは中国だ。同社のロボット事業のキーパーソンである南善勝常務は話す。

「沿岸部のインフラ関連の工事が内陸部に移り、出稼ぎ労働者の減少が進んでいる。さらに一人っ子政策の世代は学歴が総じて高く、フロアワーカーを避ける。産業用ロボットでそれを補うことは、彼らの喫緊の課題となっています」

人件費高騰や労働力不足は、巨大工場への産業用ロボット導入を加速させる。すでに中国におけるロボットの生産・販売は増加しており、安川電機はその主役の一人だといえる。