1月に北海道最大の百貨店、丸井今井が経営破綻した。その経営再建支援企業に名乗りを上げているのは、高島屋と三越伊勢丹HD。高島屋は阪急阪神百貨店を傘下に従えるH2O リテイリングと11年までの経営統合で合意しており、そこに丸井今井を加えることで、失った「売り上げ業界トップ」の奪還を目指そうというわけだ。三越伊勢丹HDは、丸井今井が破綻する以前から出資関係にある。高島屋有利で推移しているようだが、結果はどうなるか。

百貨店の置かれている状況からすれば、さらなる再編劇、紆余曲折があっても不思議ではない。これまでも、2007年に大丸と松坂屋HD、阪急百貨店と阪神百貨店がそれぞれ経営統合。08年には伊勢丹と三越が三越伊勢丹HDを結成、持ち株会社にぶら下がる形だった阪急百貨店と阪神百貨店は合併し、阪急阪神百貨店として再出発している。

(ライヴ・アート=図版作成)