【基本のフレーズ】
◆ご迷惑をおかけしました。
――さまざまなケースで使える万能の謝罪フレーズ。
◆失礼いたしました。
――記載する期日を間違えた、別のファイルを添付してしまった、などの単純ミスの謝罪に。
◆すみませんでした。
――単純ミスの謝罪に。「失礼いたしました」よりも、親しい間柄で使う。
◆申し訳ございません。
――「失礼いたしました」「すみませんでした」よりも、少し深刻なミスのときに。
◆深くお詫び申し上げます。
――明らかな自分の非を認めて、謝罪するとき。
◆多大なご迷惑をおかけし、弁解しようもございません。
――自分の非を認め、深い謝罪の気持ちを伝えるときに。
◆どうかご容赦ください。
――謝罪の言葉のあとに続ける。「ご寛恕ください」も同じ意味だが、若い人には不向き。
◆すべて私の不手際です。
――責任の所在を明確にする一言。ただし言質をとられることになるので、乱発は避ける。
◆ご心配をおかけしてしまい恐縮です。
――トラブルの話が伝わり、心配してくれている目上の人に。
【“逆効果”の恐れがあるフレーズ】
◆陳謝いたします。
――最上級の謝罪の気持ちを伝える言葉。ただし30代以下の人が使うと上滑りする古風な表現。
◆大変失礼しました!
――親しい間柄では「!」も悪くないが、目上の相手に乱発すると、逆効果になりかねない。
◆昨日まで小職へ報告が上がっておらず~
――「報告」は社内事情なのでここでは不適当。「小職」の意味を知らない人もいるかもしれない。
◆いずれ改めてお詫びに上がります。
――お詫びに行きたい気持ちがあるなら、まず実際に出向くべき。