アベノミクス御殿は牛5000頭分!?

人生最大のチャンスが到来したのが、2012年末からの「アベノミクス相場」だった。この時のエネルギーはスゴかった。何しろ「失われた20年」で溜まりに溜まったマグマが、政権交代と政策転換で一気に噴出したのだ。

この時とばかりに米国・欧州・新興国に分散させていた資金を「日経平均先物」に集中したボビー氏は、その利益で敷地面積200坪超の大豪邸を手に入れた!

アベノミクス御殿は敷地面積200坪超!●アベノミクス相場で手に入れた千葉県某所の別荘は、敷地面積200坪超の大豪邸。元は企業が保養所として建てたもので、テニスコートからバーベキュー場、見晴らしのよい裏山まである。

「金額はナマナマしくなるから“牛5000頭分”ということでオネガイシマス。でも、言っとくけどあれは“ラッキーパンチ”じゃない。ずっとマーケットの中にいたからこそ、とれた相場。コツコツやってれば、必ずいいことがあるってことデス」

今後も投資は続けていくし、機会があればその魅力やオモシロさを伝えていきたいというが、気になることも。投資について言うと「日本はこれから人口が減るから」「経済は中国に抜かれるんでしょ」「国債発行残高が多すぎて財政破たんする」などネガティブな話題ばかりを気にする人が少なくないことだ。

「確かにそれは楽観できない事実だけれど、もっとイイところも見るべきじゃねーか!? こんなに技術力が高くて、どこへ行っても安全で、食いもんがウマくて、住みやすい国はないでしょ!? 世界のほかの国と比べてみろって。まだまだこれから、日本の未来は明るいデス!」

(山本祐之、加藤昌人、工藤睦子、和田佳久=撮影)
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