ダンボールが面白いように切れる
◆切り口がよく見える刃先30度の鋭角刃カッター
品質が悪いと怪我につながりやすい文具として、筆頭に挙げられるのがカッターです。ただ、折り刃式のカッターなら、たいていのものは、少しでも切れ味が悪くなったときに小まめに折って刃先を新しくすれば切れ味の問題はない、といっても過言ではありません。長時間カッターを使う人なら、グリップ感重視で選べばいいでしょう。
長時間使うことはないけど、より使いやすいものを探している人や、細かな作業をすることがある人にお薦めなのが「細工カッター」(オルファ)です。刃先の角度が30度の鋭角刃で切り口がよく見えるため、カッターを使って細かな作業をするときはもちろん、普段使いの作業にも使いやすさ抜群です。
◆収納に便利! 1台2役のハサミ&カッター
ハサミもカッターもあまり使わない、という人は少なくないかもしれません。そのため、性能が合格点なら、収納性・携帯性を重視する人は、結構いるかと思います。
これらの人にお薦めなのが「カットプロ」(オート)です。細型の1本でハサミと折り刃式カッターが使える1台2役なので収納性は抜群。安定した使用感を追求した構造なのも実用的です。また、安全性を考えたキャップ&ロック機構なので、安心して使うことができます。
◆ダンボールがザクザク切れるペーパーカッター
切る作業で煩わしいと思うものに、ダンボールの解体を挙げる人は多いかと思います。ハサミにせよカッターにせよ、切れ味の悪いものだと手が痛くなったり、下手をすれば怪我をしたりする恐れがあるため、ダンボール専用の切る文具を探している人も、少なくないでしょう。また、郵便物の開封を安全・スムーズに行いたい人も、結構いるかと思います。
これらの人にお薦めなのが「ペーパーカッター」(レイメイ藤井)です。1本で厚紙用ののこ刃、普通紙用の特殊加工刃が使えます。特にダンボールが面白いように切れるため、解体用としてだけでなく、ダンボール細工用としても使えます。誤って刃の部分を掴んでも、怪我しにくい構造になっているため、安心して使うことができます。
◆取り上げた「切る文具」
「フィットカットカーブ プレミアムチタン」(プラス)
「スウィングカット チタンコート」(レイメイ藤井)
「細工カッター」(オルファ)
「カットプロ」(オート)
「ペーパーカッター」(レイメイ藤井)