【リベンジポルノ法では、男の裸の価値はタダ同然か】
■10万円――裸の価値の男女格差は歴然
同じようなリベンジポルノ被害でも、男は10分の1以下しかもらえない。女性が100万円なら男性は10万円。
■量刑加重――強姦した際にさらに女性をおとしめたら
強姦の際にオーラルセックスやアナルセックスを強要すると、女性をおとしめたとして、さらに罪が重くなる。
■露出プレイ――ノリノリかどうかが問われる
女だけが裸になっていても、男女が共同で計画していれば男性も同罪。むりにやらせていると、強要罪の適用も。
■1.8倍――夫婦間の被害件数
身体的暴行、心理的暴行、性的強要のいずれか1つでも、配偶者から受けたことのある女性は男性の1.8倍。
■リコーダー――なめただけでも器物損壊
本来の効用や価値を失わせたら器物損壊になる。男子が女子のリコーダーをなめたら、洗えばすむ問題ではない。
■懲役3年――リベンジポルノ法案
リベンジポルノ法案により「公表罪」が新設され、不特定多数への流布では3年以下の懲役または50万以下の罰金に処せられる。
弁護士 野澤 隆
1975年、東京都大田区生まれ。都立日比谷高校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。弁護士秘書などを経て2008年、城南中央法律事務所を開設。
1975年、東京都大田区生まれ。都立日比谷高校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。弁護士秘書などを経て2008年、城南中央法律事務所を開設。