違いはポテンシャルではなく、心構えと日々の習慣にある。熾烈なグローバル競争が激化する中、成果を出す人の特徴とは? アンケート調査が示す、歴然たる結果に激震が走る!
経営で頂点を極めた人の言葉や行動には重みがある。特に目標に向かって積み重ねたさまざまな経験から導き出された思考法には瞠目することも多い。日本航空名誉会長の稲盛和夫氏は普遍的な大義を組織に浸透させ、一つの方向に向かわせることで、組織に目標をやり抜く力が生まれるという。

京セラ名誉会長 稲盛和夫氏●1959年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。84年、第二電電企画(現KDDI)を設立。2010年、日本航空の会長に就任、再建に成功する。
「経営者は、その会社をどうしていくのか、10年先、20年先までを視野に入れた明確なビジョンを示さなければなりません。どんなに優秀な人物を集めることができたとしても、みなが一つの方針に向かってベクトルを揃えることができなければ、成功は収められないのです。
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(グロービス経営大学院・あすか会議=取材協力 若杉憲司、宇佐見利明=撮影)