スキマ時間の会話をチャンスにできるか沈黙で終わるのか。仕事の成果はそんなところでも決まる。
ビジネスマンが職場に着くと、まず足を向けるのがエレベータ。ドアが開いて、ドッと乗り込むと、いつも会う顏、ときどき見かける顔と、日によって様々だ。たぶん、乗っている時間は20秒程度。そこでの感じのいい会話は周囲にも爽やかな雰囲気を生む。
例えば「おはようございます」の挨拶に、「いいお天気で、空がきれいですね」といった簡単な一言を添えるだけで、その場の雰囲気は驚くほど変わると横浜市の林文子市長は言う。
横浜市長 林文子氏●1946年、東京都生まれ。ホンダ、BMWなどで営業を担当。BMW東京、ダイエー、日産自動車販売などでトップを歴任。2009年より現職。『しなやかな仕事術』など著書多数。
「相手のよいところを一瞬にして捉えることがとても大事。私の場合、気候を話題にしたあとであれば、『まあ、暖かそうなマフラーですね』などと、言葉を添えます。さらに『私もそんなマフラーをしたいのですが、似合わないんですよ』と添えれば『いえいえ、市長さんならピッタリです』と会話が続いていきます」
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