部下を持つ37~43歳の女性に、職場で尊敬できる人、どうしても見下してしまう人について熱く語ってもらった。彼女たちの具体的すぎる不平不満に「自分のことかな」と感じた方は、明日から要注意だ。
≪参加した人≫
・鈴木さん……大手シンクタンクで働く才女。未婚
・田中さん……中堅の老舗出版社で働く敏腕編集者。バツイチ
・佐藤さん……某有名通信会社に勤める。最近管理職になったばかり
・渡辺さん……子持ちでもバリバリ働くお母さん。大手メーカー勤務

「時短の女」は会社にとっては「お客様」である

【鈴木】これはちょっと言いにくいんですけど、時短で働く女の人にも腹が立つことがあります。全員がそうだとは言わないけど、あの人たちってどこか未婚の私たちに対して「子どもを産んでないからそんなに頑張っちゃうんだよね」と見下してるところがあるというか……。

【渡辺】誤解だよ(苦笑)。そんなことはありません。私も子どもを2人産んでるから、産休・育休期間中に迷惑かけたことはわかってます。私は比較的すぐに復帰したけど、子どもを産んだら家庭中心になって、仕事が疎かになる人もいるじゃない? そういう人に対して腹が立つのは一緒。価値観はそれぞれだけど、「子どもを産んだんだから気を使って」「まわりが協力して当然」みたいな態度をとるのはどうかと思う。