高収入イメージが強く、家事や家計でもドライな行動をとっているように見える外資系金融のエリートたち。実際はどうなのか。2人の外資系金融ママに、ざっくばらんな話を聞かせてもらった。
アクサダイレクト生命 斎藤京子(さいとう・きょうこ) 大学卒業後、日系の大手生命保険会社に入社。結婚をきっかけに20代前半で退職した後、子供の成長に合わせて数社の外資系生保に勤務。2010年から現職。

「これまでに何社か外資系生保に勤めてきましたが、女性同士で『どの商品がお得』とか『あのスーパーが安い』といった話をしたことはありません。みなさん、お金より時間のやりくりに頭を悩ませています」

こう話すのは、アクサダイレクト生命に勤める斎藤京子さんだ。娘を出産した後も勤めを続けた斎藤さんにとって、子育てと仕事の両立こそ最大の問題。その点、外資系企業はやはり有利だという。