孫正義氏がこれまでに経験したタフな場面をケーススタディの形で完全再現。
あなたは正しい判断を下せるだろうか。
Q. 経営者は「大ボラ」を吹くべきか
30年前、創業した頃のソフトバンクの顧客数の単位は「何千」で、売り上げの単位は「何千万」だった。それが、今では「何千万人」「何兆円」という規模に拡大した。では、これから30年後はどうなるか。A案は、株式市場の冷笑を集めないように、手堅い目標を示すにとどめる。B案は、世界全体で「何十億人」「何十兆から何百兆円」という単位でビジネスを手がける理想を打ち上げる。【A】信用を失うので避ける【B】「数字入りの大ボラ」で自分を追い込む
(正答率50%)
「30年後、時価総額世界トップ10 200兆円へ!」
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時価総額を10年で4~5倍に
時価総額を10年で4~5倍に
2010年6月25日の株主総会で、僕は新30年ビジョンを発表しました。時価総額を現在の約100倍の200兆円にする。同時に、資本などで提携関係にある企業を、現在の800社から5000社に増やす。
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