――2012年はパナソニックやソニー、シャープなど大手家電メーカーの苦戦が浮き彫りになり、大規模なリストラが実施されました。先の見えない時代、ビジネスパーソンはどのような働き方を模索すべきでしょうか。
リブセンス社長 
村上太一氏

【リブセンス社長 村上太一】大手家電メーカーのリストラは、間違った安定志向へのしっぺ返しだと思います。僕たちより上の世代の人は、大手企業に入社さえすれば一生安泰だと信じていたかもしれません。しかし、このリストラで、本当の安定ではなかったことが見えてきた。13年以降は、安定の意味を問い直す時代になるはずです。

先が見えにくい不確実な時代ですから、将来の安定を求める心理は僕も同じです。ただ、何か大きなものに頼ることで安心するのは、安定の意味をはき違えているのではないでしょうか。僕が考える安定とは、組織に依存しないで自分の足で立つことです。自分自身が力を持っていれば、たとえば会社が揺らいでもまっすぐ立っていられるわけですから。