アイデアがなかなか浮かばないときはどうすればいいか。作業療法士の菅原洋平さんは「まずはスマホやパソコン、テレビ、デジタル広告といった画面から目をそらし、スマホを持たずに席を立ってぶらぶら歩いてみるといい」という――。

※本稿は、菅原洋平『瞬発力の鬼 めんどうくさいを置き去りにする爆速メンタルを手に入れる方法』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

パソコンとスマホを開いて予定を確認する人
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「反応形式の作業」が仕事を遅くする

紙の手帳をやめて、アプリやツールで予定を管理するようになって、何か変化に気づきませんか? 以前より頻繁に予定を確認するようになったり、リマインドで表示された予定にまったく身に覚えがなく、どんな予定だったかを調べることが増えたのではないでしょうか。

アプリやツールは、よりスムーズに予定を管理するためのものですが、手帳なら一度書けば頭に入っていたものが、頻繁に確認したり逐一内容を調べるようになったのでは、むしろ作業が遅くなってしまいます。これは、アプリやツールが「反応形式の作業」だからです。

デジタル画面では、予定を入力するとき、その予定が現在からどのくらい離れた未来なのかわかりにくいのです。入力する作業もタイピングなので、どれも同じ動作で、行動を予測することができません。

さらに、たとえ予定がわかっていたとしても、リマインド表示には毎回ドキッとします。ちょうど宿題をやろうとしていたときに、親に「宿題やったの?」と言われるようなものです。外部からの刺激は、行動の予測を中断させるので、一瞬頭が真っ白になって、そこからどう動くのかをイメージし直さなければなりません。これも手間が増えています。