私大文系出身、理系アレルギー男に業務命令!「1ヵ月で数字センスを身につけよ」――。数字、データ、グラフが使えないプレジデント編集部員がビジネスマン向けの数学講座に放り込まれた。数学を避け続けてきたツケが今、回ってきた!

「感覚」でしていたことが「理屈」でわかった!

講座を受けているうちに痛感させられたのは、なんとなく使ってはいるものの、その意味を理解していないものがけっこうある、ということだった。その最たるものが四則演算である。これらの計算は誰だってできる。でも「それぞれの性質は?」と聞かれて答えられる人はどれだけいるだろう。

[足し算]まとめるときに使う
[引き算]比べるときに使う
[掛け算]量を求めるときに使う
[割り算]質を求めるときに使う

僕にとってこの解説は目から鱗だった。たとえば、AからBを引くとAとBの差が算出されて比較ができるようになり、AをBで割るとBの中におけるAの割合が算出されて質が明らかになる、というわけだ。自分のやっていることの意味が理解できるとその行為そのものが面白くなるように、定義を知ることで計算が面白く感じられるようになってきた。