格安量販店でのカラコン購入

安価なカラコン使用で角膜感染症リスクが最大16.5倍

カラーコンタクトレンズ(カラコン)は格安量販店やネット通販で簡単に入手できますが、使い方を誤ると目に深刻な影響を及ぼすことがあります。度がなくてもコンタクトレンズは「高度管理医療機器」です。適切に使用しなければ重大な目の病気の原因になります。

カラコンで起こりうる代表的な目の病気は角膜の傷(角膜上皮障害かくまくじょうひしょうがい)や感染症(細菌性角膜炎さいきんせいかくまくえんなど)です。レンズを不潔なまま使うなどケアを怠ると細菌が繁殖し、角膜に潰瘍かいようが生じます。

重症の場合は角膜に穴が開き、菌が眼球内に達して失明する可能性もあります。酸素不足による角膜障害も起こりえます。

実際、カラコン利用者の角膜感染症リスクは、通常のコンタクトレンズより最大16.5倍に上ると報告されています。

安全に使用するには、購入前には眼科で検査を受け、自分に合ったレンズの処方を受けましょう。処方時に指導された装用時間やお手入れ方法を厳守することも重要です。

症状がなくても眼科での定期的な検診は忘れずに受けるようにしましょう。装用中に充血や痛みなどの異常を感じた場合は、直ちにレンズを外し、眼科医に相談してください。

また、極端に安価な未承認レンズや海外輸入品は品質や安全性が確認されておらず、万一健康被害が生じても補償が受けられないため使用は避けましょう。

眼科医が教える「3大やっとけ」

目の健康のために取り組んだほうがよいことは何でしょうか。3つ紹介します。

①ホットアイマスク

ホットアイマスクは目元を温めて血行を促進し、目の疲れやドライアイの症状を和らげます。特に、涙を出す場所(マイボーム腺)の機能が下がり、ドライアイの原因になっている場合はより効果が期待できます。40度前後の温度に設定し、1日2回、1回5分、目を温めましょう。