薬丸 岳(やくまる・がく)
1969年、兵庫県生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著書に『闇の底』『虚夢』『刑事のまなざし』『悪党』『ハードラック』『死命』『逃走』などがある。

怒りが、これまで小説を書く原動力だった、と薬丸岳さんはいう。

「でも、今回は違うんです。怒りだけではなく、様々な考え方を提示して、ひとつの問題を俯瞰できる物語にしたかった」

(小原孝博=撮影)
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