人なつこいネコになる決定的要素

ネコが社会性を身につけるのは、生後1カ月を過ぎたころ。そのやんちゃ盛りの時期に、子ネコはきょうだいや親との遊びを通して、狩りやケンカの方法など、さまざまなことを学んでいきます。

ネコの気質は、その時期の生活環境に左右されるので、子ネコを人なつこいネコに育てたければ、その時期が大事です。多くの人に会わせたり、飼い主が目一杯遊んであげたりすることが大切です。

猫を抱えた女性と祖母
写真=iStock.com/Kiwis
※写真はイメージです

とくに、飼い主と2人きりの暮らしで、しかも室内だけで生活しているネコは、世界が狭くなりがちで、その分、内向的で神経質な性格になりやすいのです。

とりわけ、人間との関係は、幼い頃にしっかり遊んで信頼関係を築いておかないと、飼い主にも心を開かないネコになることがあります。

人間の脇の下のにおいが好き

ネコは、夜になると、飼い主の布団にもぐりこんできますが、それはネコの寒さ対策の一環といえます。

じっさい、冬の間は、飼い主の布団で寝ていたのに、春先になると部屋の片隅に移動し、夏になると寝室に入ってこなくなるネコもいます。

また、ネコは、寒さ対策だけではなく、人間の脇の下のにおいが好きで、布団にもぐり込んできていることもあります。

それは、人間の脇の下のにおいが、母ネコの乳首から出るにおいに似ているから。

子ネコは、そのにおいをヒントに乳首を探り当て、おっぱいを吸います。大人のネコも、飼い主の布団に入り、それに近いにおいを嗅ぐと、心が安らぐのでしょう。

成ネコが飼い主の脇の下にグイグイ頭を突っ込んでくることもありますが、それは母ネコの乳首を探るときのしぐさとそっくりです。