激しいバトルシーンがなくても◎

フリーレンの第2期は、「一級魔法使い試験編」と「マハト編」という2つのハイライトの谷間のストーリーであり、大爆発した第1期と比べて決して盛り上がりのあるタイミングではなかった。それでも、である。

まさに本作の「RPGでラスボスを倒した後の世界で、バトルはそこそこに、人との思い出を回顧しながら時間、喪失、人生について考える」という“余生アニメ”の設定にふさわしい内容だった。

トーンは弱いものの人間の情緒そのものにハイライトをあてている作品として、よりアニメとしての純粋な描写力・表現力が高く評価される結果となった。