“すぎる”枕にご注意を

以下は、避けたほうがよい枕の特徴です。

高すぎる枕 → 首が前に曲がりすぎて、首の後ろの筋肉に負担がかかります
低すぎる枕 → 首が反りすぎて、首の前側の筋肉が緊張します
柔らかすぎる枕 → 頭が沈みすぎて寝返りが打ちにくく、首や肩に力が入りやすくなります
硬すぎる枕 → 首や後頭部が圧迫され、肩や首の筋肉がこわばります

つまり、“すぎる”枕は、首によくない、ということになります。理想的な寝具は、首の自然なカーブを保ち、背骨のラインがまっすぐに並ぶ高さと、寝返りを妨げない適度な硬さがあるものです。

吉原潔『首の痛み・コリ・しびれ自力でできるリセット法』(アスコム)
吉原潔『首の痛み・コリ・しびれ自力でできるリセット法』(アスコム)

ただ、体型や首の長さによって“ちょうどいい”枕は異なるため、枕を購入するときは、実際に試してみて違和感のないものを選ぶようにしましょう。なかでも私は、「楽に寝返りができる高さ」を重視しています。

また、枕を選ぶときは、敷布団やマットレスとのバランスも重要です。

敷布団が柔らかすぎると、体が沈み込み背骨のカーブがくずれて、首に負担がかかります。逆に硬すぎると、肩や背中がほどよく沈まず、枕との間に隙間ができて首や肩の筋肉が緊張します。

寝起きの男性がベッドの上で体の痛い部分に手を当てている
写真=iStock.com/Satjawat Boontanataweepol
※写真はイメージです

枕と敷布団は、セットで調整することが基本です。どちらか一方だけを変えても、首への負担は改善されにくいです。

とはいえ、日頃から首の筋肉を柔軟に保ち、コリを作らないことが、結局のところ寝違えを防ぐ最善策なのです。

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