「先生に好かれる能力」は一生モノのスキル

私のように内申制度に苦しめられた経験を持つ大人は多く、我が子には経験させたくない……と考える親御さんは少なくないようです。

伊藤滉一郎『子どもが沈まない 親が無理しない 小中高大受験戦略』(日本経済新聞出版)
伊藤滉一郎『子どもが沈まない 親が無理しない 小中高大受験戦略』(日本経済新聞出版)

中学受験では、大学受験同様、テストの点数のみで合否が決まるところが大半です。小学校受験に関してはほとんどが親御さんの努力や資金力で勝負が決まるので、こういった教師の一存で運命が決まるといった不確定要素を減らすことができます。

ただ、お子さんが将来、日本の企業社会で暮らしていきたいと考えるなら、「内申点稼ぎ」の能力は必要になってきます。特に伝統的日系企業(JTC:Japanese Traditional Company)では、それこそ内申点と同じように、「意欲的に頑張っている(ように見える)」といった曖昧な理由で評価され、出世が決まることが多いのも事実です。

高校の教室
写真=iStock.com/urbancow
※写真はイメージです

そのため、10代のうちからそうした「上の人に好かれる」トレーニングを積んでおくことは、未来の自分に感謝されることになるでしょう。

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